アグロエコロジーって？？其の四

其の四では食の安全と安心について　対比してみましょうか？くどい？？　以下　復習で・・　じゃあ　経済で・・

　自然の治癒力によって復元可能なこと　継続は当然されるのでしょう　この事が懐疑的で否定される理由は　イメージですよ・・　
　一家で　クワをふるって畑を３０ａ（３０００㎡）やって　様々な作物を作っていたとします　畝の間にハコベが生えて　鶏がいます　自家採種された種の　豆に　とうもろこし　　芋　かぼちゃ　むぎ　大根　白菜　かぶら　ほうれん草に　小松菜　ごちゃごちゃにうわさっています　虫食いのあとがありますね　果樹があります　山羊がいます　ひつじがいます　豚を飼っています　便所はくみ取り式　どうやら　発酵させて　肥料にしています　かなり臭いますね　　家畜の糞も　草や落ち葉といっしょに堆肥にしているようです　畝は　クワで耕して切るので　びみょーに　歪んでいます　平行直角ではありません　　なんだか　前時代的でみすぼらしい感じがします　（ポリカルチャー的農業）
　現代農業では　大面積を　大型トラクターを使って耕して　まき付け　植え付けをします　前述と比べて　機械作業が前提なのでモノカルチャー　単一栽培です　気になる　収穫量は　豆は４俵／１０ａ　小麦は８俵　芋は３トン　コンバインで収穫されて　ダンプカーで出荷されます　すごっ　未来を感じる　素敵な様相ですね　イメージできましたか？（大規模モノカルチャー的農業）　此処までがおさらいです・・
　ポリカルチャーでは　消費がありません　経済に貢献も　関与もしませんが　人の糧になり　幸せな生活を形成する大きな柱となります　疾病率も下がり　予防医学を実施するには良い環境が出来てきます　予防医学では経済は膨らみません　
　余談ですが　癌でお困りの方が多いと思います　国民男性の二人に１人は　癌を発症しますから　癌細胞は誰にでもある物ですが　増殖暴走の引き金を引く物は　自然でない物ですね　末期まで行っても排除した方は戻られているようですが・・・　余談でした・・
　これは　イメージできますね
　次にモノカルチャーです　慣行農法では大量の収穫を得るために　土に硫酸塩と窒素を投入します　いわゆる化学肥料です他にも燐酸やカリが含まれているのでしょう　もちろん　お金を出して　購入します　２５ｋｇ￥１０００？買ったことがないのでわかりませんが・・　10aあたり１００ｋｇ　で￥４０００　これを使うと　発芽したときから未消化の硝酸態窒素によって虫の標的になります　たぶん・・　としておきますね　懐疑的な方がおられるので・・　殺虫剤がほしいです　いくらかわかりませんが　散布するのに機械がいります　燃料がいります　此処までで　多額のお金が動きます　化学肥料工場は潤い　農薬会社は利益を得ることが出来　機械メーカーは機械が販売できます　利益　雇用　消費　経済貢献度は　ポリカルチャーの比ではありません　草が生えました　除草剤を散布しましょう　さらに　病気が発生しそうです　防除しましょう　さらに消費が進みます　関連する事柄が　潤います
　あんまり引っ張っても　なんだし・・　其の四で済ましてしまいますか・・
　土壌の微生物分布が変わってしまいました　保全するのに　資材を投入します　堆肥であったり　微生物資材であったり　悪い菌を殺菌する　殺菌剤であったり　害虫は耐性を持って生まれ変わりました　新しい殺虫剤が必要です　開発　製造　販売　物流　保管　経済貢献度はすばらしい物があります　河川の水が汚染されました　河の魚が変わりました　海の魚が激減しました　漁業補償が必要です　お金が動きます
　人の健康被害が発生しました　アトピー　アレルギー　癌　喘息　難病・・　対処療法では　医薬品がいります　開発　販売　・・　これも経済です　医療費が膨れます　これも・・
　この辺で　やめましょう・・　アグロエコロジー　最後の　其の五　話は何処に　落ちるのか　此処まで読めば　もう　結論は　わかりますよね・・　ではまた次回　・・・


画像は南アジアの稲刈りです　メコン川の水だけで　年３回コメが捕れます　


もう一つは　原住民！！