父に畑に ありがとー
2001年から 弟の持っていた畑を借りて栽培をしておりました
2004年からは 当時75歳だった父と 一緒に 自然栽培を 16年
この畑で 親子怒号をかわしながら 一緒にやれたこと 一生の想い出でです
そして 父は 五月 この畑で ロータリー整地を完璧に終えて 愛車484を格納して 乗用に乗りエンジンをかけたところで 享年92歳 人生の最後を迎え 風になり 天に昇りました
毎年 新しい手法を駆使し 今年もまた 一年として同じやり方はありませんでした
もう完成も 同然 歩みをやめるわけじゃあありませんけど
私も 死ぬまで 挑戦はやめないでしょう 完成すれば 次のこと
それは次の世代に 繋ぐ 命は永遠だから
大活躍の 機械 三由のスレッシャー 大きすぎて うちでは持て余してましたけど 最後はきれいに掃除して 格納しました 彼はこの後 出番が来るのかわかりませんが まだまだ現役です 少しシャフトが歪んでますけど 直します ベアリングに vベルト 更新です グリスアップに メンテ まだまだ・・・ 三由さんが 光っていれば 二百万する機械 といわれてましたけど 40万円ぐらいで 買った記憶が・・・
御影農場からは撤退ですが 場所 形を変えて よみがえります 今までは 黎明編 これからですぞ 自然栽培で世界が変わる編 シカの食害 草の繁茂 虫食い すべてを克服してます
ご期待ください
画像は 父の愛車 ケースインター484 父はけっして フォード3000には乗らなかった ハンドルがおもてえんだよ(最後まで江戸っ子でした) と 申しておりました
機械のいのち
農業 となると 機械が沢山 トラクターが一台 それに使う作業機械 心土破砕 耕起 整地 畝立て 収穫に脱穀 植え付け 撒きつけ 運搬 などなど 1反歩 ぐらいなら 手道具でなんとか 出来そうですがね
5町歩となると 無理ですね
圃場は二箇所あって それぞれに トラクターが一台づつ 常に メンテしながら 使ってますが どちらも 1970年代の機械です
バリカンフィンガーモアー もう博物館にしかないと言われた 機械ですが とてもお気に入りの機械です 草をかるのに 急ぐと切れない 高さ 回転 速度 様子を見ながら 合わせて 操作しなければ 使えません まあ 職人の機械でしょうかねえ
弟が使って だめだこりゃ となり 各圃場に一台 あったのを ソフィアファームへ 永久貸し出し しました
レシプロ機械なので ボールジョイントが 要ですが 高速運転はご法度です 使ってすぐに だめになったようですが 15年ほど 放置されていたものが 戻ってきました サビサビ 部品も 欠損 哀れな姿でしたが 整備して ボールジョイントは 存在しないので 汎用部品を溶接して作り 装着 試行錯誤して 3回作り直して 完成!! グリスアップ 注油 vベルトに滑り止めを施用 おー なめらかな動きです 命を吹き込んだようです
豆を刈るのに 1町歩 10時間ぐらいの運転ですね 破損 トラブルもなく 全行程終了です
こうなると 機械でなくて かわいい愛機 になりました
やっぱり 機械にも 命がありますね なんだかとても素敵です