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麦わら帽子2019年5月8日

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メロン栽培は
じゃが芋の硝酸値
紅白饅頭配るには
ネギの栽培と 価格
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アカザが教えてくれること

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1998年から 有機栽培に取り組み 15年に 体調を崩して リタイヤしました その原因は 窒素投入でした
 当初から 豚糞堆肥を 購入して 使用しておりました 人糞に一番近いと教えられ 肥料成分も 窒素リン酸カリが 1;2;1 と計算をして 多めに投入し始めて どんな作物も立派に育ちました
 ほとんど教科書通りで 化学肥料と同等か それ以上 だと自負してました

 落とし穴があったことに あとで気がつくのですが ココからが気づきの始まりでしょうか

窒素投入すると 草が生えて その処理で 惨敗します 酸性土壌なら スギナ 硬盤層の土壌なら大黄 窒素過剰なら アカザ はっきりしています



 当時 朝露に 畑が赤くひかるんですね アカザが発芽して 双葉が赤いので 反射して 畑が赤く光ります きれいですが その後の地獄の始まりです
 夏至頃には 処理しきれずに 巨大化した アカザに畑が覆われ ほとんどの作物が消滅してゆきます アカザは 2m を超え 茎の太さは三センチぐらい 切るのはのこぎり以外無理です
 オベリベリ 昼でも暗い森 というアイヌ語ですが そんなイメージです  この言葉から 帯広 となっています


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 隙間なく びっしりと生えた アカザは 手の施しようがなく 100馬力のトラクターに来てもらい リセットしてもらったことがあります
 もうどうしようもなく リタイヤとなったときに 自然栽培に出会い 復活を遂げるのですが 自然栽培に切り替えた後
 地続きで 家庭菜園をされる方たちが 20名ぐらい おられました そちらは 過剰の倍ぐらい とん糞堆肥を投入されて 巨大化した キャベツや ブロッコリー などを作られていました
 同時に アカザがびっしりと生えて 20名で 10a 千平米 ぐらいですから 一人あたり50平米も管理すれば 終わるのですが 7m四方で 楽勝のはずが アカザのジャングルになりました
 矛先がこちらに向けられ 草だねが飛んできてそうなった と言われました うちの畑には アカザは存在してませんが そんな非常識な人が 居るんですね 確かに 異常なぐらいアカザが生えてましたから
 うちの畑は7年ぐらい アカザの種を落とし続けました 秋に 長靴で 畑を歩くと 3歩 歩けば長靴の中が 種でいっぱいになります 一回落とすと 30年は苦労するぞ と教えてもらったので 210年分ですね
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 試験的に 今でも 窒素入れると 一気に生えてきます 逆は 入れなければ生えてこない です

 自分では 結論づけていました

窒素なくば アカザは生えない

ところが 昨日 発見しました

昨年 光合成細菌 菌液を蒔いたところに アカザが発芽してました 密度は 放置できる程度です

窒素ではないなにか が アカザを呼び覚ましています
人間の解明できるところではないでしょうけど 人の持つ常識とは 何も役に立たない という教えでしょうか

マスター 福岡 が 言われた 「一切の科学は役に立たない」 それも 当てはまりますね
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菌の培養 その後

菌の培養 その後

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微生物の研究をされている 先生が来られて 放線菌を培養して散布するのだと トラップを作り 神社境内の落ち葉の中に埋め 培養したものを 散布しました 繁殖力が半端なく進み 春先は 雪が残っているような菌糸だらけの状態となりました  効能は数々ありましたが  放線菌は 病気を防ぐ と言われていて 作物を病気から守ってくれます

 更に 戦前の理化学研究所では 放線菌から ストレプトマイシンという 結核の特効薬が 諸外国の特許に抵触しない 我が国独自の製法で 製造されました これで多くの人の命が助かっています  ご近所の方がストマイで助かり そのご縁で 現在の場所で農業ができています 放線菌 理化学研究所 ストマイ 全てにご感謝申し上げます

その後 微生物の先生は 畑の硬盤層という 硬い部分を緩和する ヤマカワプログラム を 考案実施完成され こちらに使用したのが  光合成細菌です

光合成細菌は 地球誕生12億年後に 派生し 酸素を作り出しています さらに それ以前の生物にとって 酸素は毒だったのを 自ら ミトコンドリアとして 細胞に寄生し 細胞活性エンジンとして 高等生物への足がかりとなっています 真核生物の始まりです

このおかげで 原生動物 魚 昆虫 植物 どうぶつ  恐竜 人 へと 恩恵を受けて 進化してきています

ミトコンドリアは 人体では 体重比 10% あり 免疫 治癒力に 大きく関係していますが それはまた後日・・

農業利用として 培養を始め 多くの方法を試験しながら アレンジをしてきましたが 昨年来 衣装ケースでの 太陽光培養で 大量培養が可能になり 作物への 大量散布ができるようになりました 10mへ 1リッター 作物によっては 三回の散布 

 全体量を計算すると 膨大な数量となります

現在の 生産能力は シーズン約6トン 有効利用へと アレンジ爆進中です

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ネギの価格比較は?

ネギの価格比較は?

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少し気になったので 計算してみました  通常栽培 有機栽培 ともに 調整して きれいに束ねて 陳列用の衣装としました

自然栽培は 採れたものをそのまま 販売します  詳細は 下記ですが  農場の固定費  人件費 などが大きく変わり 生産にかかる費用そのものは 大きくは変わりません

ネギやほうれん草など きれいにパッケージする野菜は 調整 に 多くの費用がかかり 高額になります

人や資材を多用すると 雇用や 消費を生みますが 直接恩恵をうけるのは 消費者の財布なので 安全で美味しい安い食糧 を 販売するのが 基本でしょうけど

ごみになる 資材代金 消えてなくなった 歪んだ野菜代金 調整するのにはたらく人の賃金代 を ネギを買う人が負担するイメージですね

本末転倒ですが 未調整自然栽培野菜が流通すると 仕事を失う人が増えるのでは とも 考えられますけど 農業は 産業でなくて 本来 農 なので 経済では 無いですね 健康に生きるための 条件のようなもの ということで ・・・



10a18万本として計算 一株単価金額
化学肥料・農薬 有機栽培 自然栽培
製品調整 あり・なし あり あり なし収穫状態のまま
肥料代 \0.03 \0.17 \0.00
農薬代 \0.03 \0.44 \0.00
機械その他固定費 \13.89 \13.89 \1.39
直接労務費 \5.56 \5.56 \0.55
資材費 \2.00 \2.00 \0.00
小計 \21.51 \22.06 \1.94
歩留まり60% 後 小計 \35.84 \36.77 \3.23
粗利 25% 後 売価 \47.79 \49.02 \4.31



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農薬とな

農薬とな

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もうかれこれ農薬のことは20年以上 考えたことがないでした

農業は2つに別れ 施肥耕起するか しないか だと考えています それは 土壌の構造が 自然のまま やるか そうでないか でもありますし

で 施肥耕起 する場合 栄養周期説のように 適材適所 施肥すれば 問題起きずに 良い作物が収穫できるわけですが

過剰な窒素投入をする有機 や 窒素をきかせすぎる栽培 では 虫を呼び 虫害に悩まされ  菌が繁殖をして 作物が消滅したりすることになりがちですね

便利なもので それに対応する 殺虫剤や 病気を防ぐ 薬剤が 開発され それらの被害から 作物が守られるプランが用意されています

人の医療と同じ仕組みでしょうか

その副作用は 必ず発生しますが 短期急性毒性は 無いと判断され 安全とされています 長期慢性毒性では 現在起きているような 結果を招くことになっていますが 科学では そのことには触れられることがないようです

スイートコーン などで 過剰窒素投入をした場合 虫害 を防ぐのに 作物の 茎や 実の部分に 注射する方法があるそうですが 15年以上前に 聞いたことがあります 多分非公式の方法でしょうけど

お客さんから それ以来食べられなくなった と言われてました

選択をするのは 買う人 なので 今が良ければ良しか 後でめんどくさいことになるのが嫌で選択をするか 二択でしょうか

やはり 買い物は 考えてしまいますね

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