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今知りたいこと 国体と神話 其の壱拾 国譲り スサノウから アマテラスへ 出雲大社

今知りたいこと 国体と神話 其の壱拾 国譲り スサノウから アマテラスへ 出雲大社
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「因幡の白兎」、「大国主の神話」、および「大国主の国づくり」は 割愛させていただいて
次に進みたいと思います

スサノヲは出雲の国に降り、八岐大蛇(八俣遠呂智)を退治し、奇稲田姫(櫛名田比売・くしなだひめ)と結婚します。


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スサノヲの子孫である大国主(大己貴命・おほあなむち)はスサノヲの娘と結婚し、少彦名命(すくなひこな)と葦原中国の国づくりを始めました。

国譲り

葦原中津国平定(国譲り)、天津神が国津神から葦原中国の国譲りを受ける説話のことです

天照大御神ら高天原にいた神々(天津神)は、「葦原中国を統治すべきは、天津神、とりわけ天照大御神の子孫だ」とし、何人かの神を出雲に遣わした。大國主神の子である事代主神(ことしろぬし)・建御名方神(たけみなかた)が天津神に降ると、大国主神も自身の宮殿建設と引き換えに国を譲る。


詳細は「葦原中津国平定」および「天孫降臨」を参照してくださいね

高天原にいた神々は、葦原中国を統治するべきなのはアマテラスの子孫だとした。そのため、何人かの神を出雲に使わした。最終的に大国主が自らの宮殿建設と引き換えに、天津神に国を譲ることを約束する。


わかりやすく噛み砕くと

第四の使者である剣の神タケミカヅチ。早速オオクニヌシに国譲りを迫ります。すると、オオクニヌシは息子達に聞いてくれと、判断を息子達にゆだねます。
その息子のヤエコトシロヌシは美保の岬で釣りをしているというので、タケミカヅチはアメノトリフネで向かいます。やってきたタケミカヅチに対し、コトシロヌシは「お言葉に従います」と答えます。しかし自分の乗ってきた船をひっくり返して、ひっくり返した船に隠れてしまいます。この行動については諸説ありますが、内心では反抗している現れではないかと言われています。
もう一人の息子であるタケミナカタは力自慢の息子で、タケミカヅチに勝負を挑みます。
まずタケミカヅチの手を握ります。するとつかまれたタケミカヅチは手は氷柱にかわり、更に剣へとかわりました。これに驚いたタケミナカタは手を引っ込めます。そして次はタケミカヅチの番。タケミカヅチはタケミナカタの手を握りつぶします。これには敵わないとタケミナカタは逃げ出し、追いかけられてついには降伏します。
こうしてタケミカヅチはオオクニヌシの元へと戻り、彼の息子達の降伏を伝えました。そしてオオクニヌシは立派な社を建てる事を条件に、国を譲ることを承知しました。この条件として建てられたのが、出雲大社です。この出雲大社、当時の最も高い高層建築で、奈良の大仏よりも高いとあります。海難事故の多い出雲の地では、灯台のような役割もあったと言われています。
こうして地上の支配はスサノオの系譜から、アマテラスの系譜へと移りました。



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