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菌とのお付き合い 2019 其の四 殺菌とは


菌とのお付き合い 2019 其の四 殺菌とは

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工場で仕事をするようになり 朝から晩まで 休みは日曜日 月イチ休日出勤があるし 嬉しくない日々を送っていました
入社前の会社訪問時 隔週土曜日休み 早出は 早上がり と言われて そこそこ平日でも 遊べるなあ などと 思ってました
 期待は見事に裏切られ 酷いなあ・・・
作業するときに どうしてもわからないことがでてきました
「殺菌する」 と言う言葉でした
熱湯そうに タマゴなどを詰めた袋とか 茹でるんですよ
92度90分 とか ゆで卵作るような感覚でしょうか
それを殺菌と言うんです 工場長に聞いても 殺菌だよ と言われて はあ~ なんだろう
疑問でした 焼く むす 茹でる 揚げる 調理ですが 殺菌と 言葉が変わっている

ものが腐敗するのは 菌が増殖した結果 そうならないためには 3っつ
つけない ふやさない ころす  保健所の教科書ですが
汚染コンタミなし 冷却 消毒殺菌滅菌 ですね
最後の部分が 薬剤殺菌 これは アルコール クレゾール 逆性石鹸 ヨード コンナところですかねえ
加熱して 殺菌 煮沸 火炎 蒸煮 油調 
瓶詰めにして 煮沸 すれば 殺菌 になるのですが え なんで って イメージわかないですよね
結果は 日持ちする 缶詰みたいになるので 現物を見て やって 実感して 習得でしょうか
さば味噌など 瓶詰めにすると 実感できるかもしれませんね

食品加工の世界では 加熱殺菌 2つに別れます 常圧で100度以下 これを低温殺菌といいます
もう一つは 加圧殺菌 100度以上が可能なので 缶詰 瓶詰め レトルト袋詰 が出来ます
特に 袋詰や ご飯のパッケージ などは 加圧しないと 100度以上で 沸騰して 内圧でパンクします
熱に強く 破裂しない素材を使い 内圧と 加圧のバランスを取ると 殺菌が可能です パックごはんは 定差圧制御 と言う技術で 80年代に コンピューター制御が可能となり 生まれた技術で 私の居たところの 試験用 加圧殺菌機に取り付けて 試験してました 今では 標準装備でしょうね
保存方法で 添加物があります コンビニエンスストアーの サンドイッチ おにぎり お弁当は 30度 72時間 可食が条件ですが 通常だと 菌が 付いた 増えた 腐った ですが 許されないので
付いた 増えない 腐らない と なるように 添加物を使います
40年ほど前なら 上野製薬AF2などを始めとする 保存材 防腐剤 静菌剤 などが多用されてましたけど  発がん性の問題で 使用禁止となり 
安息香酸 ソルビン酸 など が それに変わってゆきました
コンビニでは そのような表示は 表示義務があり 書くと 保存料と出るので クエン酸ソーダ 酢酸ソーダ グリシンなどの添加物を多用しました 使用基準がなく いくら使ってもいいのと キャリオーバーで 別の原料由来だと 更に表示が複雑になり 書く書かない のグレーゾーンに入ります
調味料(アミノ酸等) かなり くくれるので つかえますね
常識的には くさるものが腐らないので 自然でない ということは
原因の結果であり 病は 原因の結果で 原因は 自然でないもの ということですか
AF2では 短期急性毒性が認められ 発がん性あり ですが 長期慢性毒性は 試験しないので 無関係 更に複合では 予測不能で 毒性なし となります
君子危うきに近寄らずですから  健康を気にされる方は 長期慢性複合毒性 意識されたほうがよろしいんではないかと 思います
缶詰 瓶詰めでは 添加物に頼ることがないので 加熱殺菌で 付いた 殺した 増えない と 日持ちするのですね


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