SSブログ

2019 自然栽培 其の壱拾五(草に思う)

自然栽培 其の壱拾五(草に思う)

37104450_1736665313081770_6685761421138984960_n.jpg
37181342_1736665269748441_8667722926541242368_n.jpg

草に栄養吸われてしまう よく聞くことがあります 畑には草を生やすことなかれ 十勝では 普通の畑には 草は生えていません 草に栄養を吸われてしまうのでしょうか
 そんな事は起きないのですが 日光をどちらが取れるかとなると 草は選抜精鋭 作物はそうでないので 光合成ができずに 草の中で作物が消滅する とか 徒長するなどありますけど
 機械でモノカルチャ やるとすれば 草があると管理 防除 収穫などに支障が出ますね できるだけ始末しなければ ならないのでしょうね
倫理観として 草を生やさないというのがありますし 農学全書 1698年だったか 上農は草を見ずして草を取る 中濃は 草を見てから草を取る 下農は 草を見ても草を取らない というのがありましたし 宮沢賢治の一説にも 同じようなことがありましたし 民族共通の倫理観ですね 
一般栽培の場合 除草剤を使い除草します 有機栽培の場合は 機械除草 手取り など 工夫して取ります どちらも取らないと 支障をきたします 有機栽培の場合は 人参や玉ねぎ 大変な労力がかかります 
自然栽培の場合は 光合成に 支障がある場合は 地上部分を刈り取り 地面に草を敷いて グランドカバー ぐらいですね  施肥耕起がないので それほど大した草は生えてきませんから あまり気にもならないでしょう
 世にあるものすべては 意味がある と言われ 草にも その使命があるようです
大分の 赤峰勝人先生は 神草 神菌 神虫 と 神を冠に付けられています
根っこは地獄まで続いている 全て引き抜いて 畑から出しなさい と言われる スギナがあります
スギナは 身体の 8割が ケイ酸カルシウムです 薬にもなりますね 普段はお茶としても有効です
彼らは 酸性土壌に 繁茂して ケイ酸カルシウムで 中性土壌に戻してくれます
アカザは 窒素過剰の土地に繁茂して 自然に戻します
全ては 意味があり 人間にはわからない部分がほとんどでしょう 根圏の微生物がどのように分布や 活動 影響を与えるかなど 未知数だらけで 見当も付きませんね
セイタカアワダチソウや シバムギ などにも 意味があるのでしょうが わかりません 観察によって 新たな発見があるかも・・・

自然栽培 其の壱拾六(大黄さん)
故 Dr相馬先生が 調べられました


nice!(0)  コメント(0)