SSブログ

2019 自然栽培 其の弐

 前回の其の壱 では 良い土 について 話しました
水はけが良くて 水保ちが良い でしたね
この矛盾する構造は 微生物が繁殖するために作られた 環境であるということでした

もう少し 詳しく言うと

土の中にある 植物が腐敗したもの その繊維 など 骨格として使えるものが たくさんあります 其の骨組みに 土の粒子を 納豆のような微生物が出す 粘液を利用してくっつけてゆきます

25ミクロン以上の隙間を マクロの間隙 それ以下を ミクロの間隙 と 土壌物理学者さんが定義されてました (故 北海道大学 准教授 土壌物理学者 相馬克之先生 先生とは意味深いストーリーがあるのですが 後日述べたいと思います)

人の手では このような構造物は作りえないでしょうね

土の中は微生物の世界だと 言うイメージが持てれば この先の話に移行しやすいですね

ココまでが 前回の其の壱のおさらいと 追加でした

今回の 其ノ弐 では 微生物の世界観 です

地球誕生からの歴史は 46億年です 誕生の12億年後に 微生物が出現 植物の世界が広がるまで 29億年間 独自の世界を展開しています 更に今につながるので 34億年の歴史があるということですね 人類は 五百万年 文明は 一万年 近代史は100年ほど 桁が違いすぎて どれほどなのか イメージ出来ないですね

この年表を 365日の一年に 治してみました 京都にいるデザイナーさんが やってくれました なかなかいい絵です

微生物が3月5日 植物が11月22日 人類は 大晦日 23時37分 文明は 無いに等しい 終わりのコンマ三秒ぐらいです

其の絵が こちら

歴史.jpg

読み取るべきことは 微生物の世界がいかほどなのか イメージできれば このあとの 理解すべき内容が スムーズに 理解できるのではと思います


自然栽培其ノ弐 おわり つづく・・・
nice!(1)  コメント(0)