SSブログ

ネットショップ できました

rakuten.jpg

 過去 ネット販売しませんか と 話を持ちかけられ 基本断り ですが 紹介とか どうしても ということで  お断りが出来ずに  過去10回程度 やらせていただいたことがありました

 販売実績は 数ケースから数十ケース ひどいものは ゼロ 其処に至るまでの準備に 資料提出 詳細を書いてほしいとか 聞き取り など かなりなものがあり 其の結果がこれでは と 嘆いても 結果は変わらず
 知人友人親戚に販売しても 百ケースぐらいは はけるのが通説 なのに まあ 酷いものだと認識をしておりました
 今年10月に 大手ネット販売さまより オファーを頂き これが最後と 軽いノリで OKをしたのですが 契約から 口座開設 準備 審査 など 二ヶ月かかり ようやく 完成しました
 いくら大手と言っても お客様に関心がなければ 見向きもされないだろうし そうならないように 秘術がたくさん用意されているようです 世間では それのプロが居られて しのぎを削られ 切磋琢磨して 成功を収められ ということでしょうけど  ワタシには其の技量も 戦術戦略もないので さあ どうなることやら と 見守るばかり 一応セオリー通りに 仕上げましたけど  年明け アドバイザーさんに 見てもらい アレンジをする予定です
 商品は 黒千石大豆の お酢の入った煮豆 光合成細菌入です  先日 化学物質過敏症の方と 何度もやり取りをして 送り込み 翌日には 変化が現れたと 言われてました 症状が酷い方ほど 変化が現れるのは 顕著ですが このようなことを伝えるには 難易度が高くて 薬事法や 健康増進法に抵触するからと ネット販売では 審査が通らないので 難しいところですね
 https://www.rakuten.co.jp/yabuta/

nice!(0)  コメント(0) 

2019初詣おしるこ

644554_536153699813760_768686727_n.jpg


過去のデーターを見ると 2005年 から やってますね この頃 お神酒を出すのがよろしくないということで 何か代替え案を ということで 執行役員さんから出た案が しるこでした 地域で採れた小豆を使って 御神饌 ということで ご提供する これは いいですね ということで ご奉仕させていただくことになりました
 もともと煮豆とか 製造のノウハウはあったので しるこは お手の物 過去 工場でも やった経験がありました
 初年度は 味が出ずに 苦労して 要は 時間をかけて 炊き上げなければ 美味しくないということがわかり 洗いから入れると 4日間 仕込みます 流石に美味しいですね すべてが出尽くした味 時間に敵うものはありませんな・・
 当初は 問屋で 練餡買ってきて 作りなさいと言われて 猛烈反発して 怒られたりしましたけど もう14回目 毎回300食仕込んでます  
 よくやるとか そういう問題でもなく ご奉仕当たり前 一番弟子も 毎年手伝ってくれて 嬉しい限りです
 さあ 今年の仕上がりは どうでしょうね 材料の 小豆で左右されますが 昨年は大納言 今年は 大納言に えりもに 他 地域の味 良いですね
 皆様の ご参詣 お待ち申し上げております 元旦午前0時から お振る舞いしております 二時頃までかなあ お声がけしてもらえたら バックステージツアー ご提供します


nice!(0)  コメント(0) 

2018 しめ縄 奉納終えました

KIMG0312.JPG


 毎年しめ縄づくりに参加させていただいて 20年近く 立ちました 
大きな注連縄を作って 神社に奉納ができること とても大変な作業 地域の皆さんの協力無くしては 出来ない事業ですが
 農村社会では 当たり前のこと 今では 少子高齢化 核家族化 利己主義 などにより 存続が危ぶまれる昨今ですが
 これが できるということが 地域組織力の現れですね できなくなったときは 地域社会が崩壊 するような気がします
 本日 大勢の人が集まり 仕上げて奉納できたことは 地域社会存続を意味するように思います 失ってようやく分かるもの 過去の歴史が教えてくれています  これを幸せだと 感じれるかそうでないか 其の人の生き方でしょうね

nice!(0)  コメント(0) 

2018 総集編 福島農場

hori2.gif


2016年9月 福島県伊達市粟野に 農業法人 福島自然やさいファームが 生まれました
路地40a 内ハウス一棟 ラジアント施工 素晴らしい条件です
 この 粟野地区 養蚕地区で 豪農跡地 土壌は 沖積の団粒階層構造で かなり深いです いよいよスタートですが 施行日 ぬかったところを 重機で掘削したのがたたり しばらく苦渋の日々でしたが
先日 久しぶりにお邪魔させていただき 見た限りでは すべて克服 良い土壌状態へ 変貌をそげていました 育っている作物も 非常に良い状態で 味も 申し分のない状態でした エネルギーが違いますね
 路地の状態も 良好です

 こちらの担当責任者さん 加藤さん 農業経験ゼロ もちろん自然栽培が何であるかも ご存じなく レクチャーから開始 手探りと言うか なにもないところからの開始 ハンデは 未経験に加えて 泥沼掘削 乾燥すればゴロゴロ 必要機材や材料も不足気味

 なのに 二年半で 自然栽培農場を完成させられました 偉業です たぶん このパターンは 始めてで
どなたでも 自然栽培に 参入して 始められるということを証明されました 生き証人ですね 人類にとって 大きな財産だと思っています

ゴシップですが 未経験者ということで 近隣の経験者さんたちが 多く来場され アドバイスをされて居られましたが 作物が育ち始めると 無肥料でこうなるのは ありえないことなのか 来場者がなくなり 寂しい思いをされているそうです 草が生えるのと 同じことなんですが 帯広の 健康菜園六中でも同じ傾向がありましたね


 春からの運営が 改変されそうですが 多くの皆さんの 範となりえることを 確信しています

 ビバ 自然栽培!![exclamation] 
nice!(0)  コメント(0) 

ラジオドラマというものに 思ふ

72.jpgimages (1).jpg
48376571_1611870518958218_6132926429232365568_n (1).jpg

今年の7月頃 NHKの古いラジオドラマ 熊嵐に出会った
三毛別でおきた 人食いぐまの恐ろしい実話を ラジオドラマにして放送された
脚本 倉本聰 語り 笠智衆 最後一人決戦を挑み 一発の弾で熊を仕留めるマタギに 高倉健 などなど
 そうそうたるメンバーで作られたこのドラマ ユーチューブでも聴くことが出来ますが 夜一人で聞くのはおすすめできません あまりにも恐ろしくて 私はスイッチを切ってしまいました
 芝居 映画 音楽 落語 ラジオドラマ テレビドラマ などなど エンターテイメントは たくさんありますが
 落語と ラジオドラマは ギャラ以外 お金が ほぼゼロ円 優劣を決めるのは 脚本家 台本 演出 キャスト これらのクオリティーですが
 地方 の コミュニティー放送局では あまりドラマはやられない様子

 ラジオドラマは ラジオ界では 最高峰の超難易度の高いものとして 素人が手を出すようなものではないという認識かもしれませんね
 パラドックス パラダイム ならば
 素人なりに 原則を守り 作ることは出来ないのかと 一応 脚本を書いて 帯広文藝に 出展する予定でしたが 気がついたら 締切が終わっていて 来年の5月再挑戦を考えてます

 予算ゼロ円 良いものが出来て リスナーさんにとっての エンタメ こんな良いものは 放って置く手はありませんか ならば スキルアップ化 敷居を下げる 受けるドラマ うーん
 まずはやってみて 成立するなら 我も我もと 作り込みもありか ハリウッドのように 受けるように新鋭新人作家三人合同で書き上げるとか ありそうです 演出も 誰か別人が キャストは たくさんいて 効果音 音響 編集  此処まで来ると 総合芸術の域ですね
 トN 堤防の低い 古川のほとりに立つ 軒の低い家が静かにたたずんでいた 遠くでは物悲しげな 狼の 遠吠えが・・・  SE:ワオ~オオ~ン とか
 落語調で おー 大きな風呂敷持って そんなに急いで 一体どうしたんだい するってーとなにかい とかね
 話は無限に広がります それに キャスト 効果音 楽しいですね
地方コミュニティー局には やはりドラマが 似合いそう などと思うのは 私ぐらいかなあ 一回やらせてもらいましたけど 本当に有難う御座いますでした
 時間 キャスト 準備など うまくイカなかったこともあり クオリティーが低い セリフ悪い など 治すべきところはたくさん でも とりあえずは 面白かったでした リスナーさんにはごめんなさいだったけど  今後のお楽しみに 置いておきます


nice!(0)  コメント(0) 

冬の排水作業 其の弐

images.jpg

エンジンのかかりが悪い リコイルスターター 引けない エンジン焼付きカア いやそんなはずは 無敵の ロビン サイドバルブ ハーレーとおんなじ 壊れるはずは??

 母屋に お湯を汲みに行き 呼び水の代わりに お湯を入れて ん  回りました リコイル しばれて ローター 凍結でした

何度か引いているうちに 咳き込みながらも エンジン始動 暖気です

今度は氷割り あまり近寄ると 滑って転落 するので 離れて 鉄筋の棒と エスロン100で 少しづつ 氷を割って穴を開けてゆきます なかなか地味な作業です サクションホース 2インチ ストレーナーもあるので 大きめに 
 ようやく 穴があいたので 吸水サクションホースを入れます

 アウト側をつないで 100m スカイホースニインチで 畑の上部へ 排出を狙います

セット完了 呼び水を入れて ポンプ稼働です 排水開始 もう正午 これから八時間 どうなるのか 予測不能です

 排出を確認して戻ると サクションホースが裂けてます かなり広範囲 一旦停止 テープで修理 補修 再稼働 しばらくして また裂けました 再補修 厚めに巻きます 一応止まりました

 燃料補給 点検 水位がなかなか下がりません 氷が妨げになってます 吸水が圧迫されてます ホース凍結で 抜けません また氷を破壊して サクションホースを移動です

数時間 此処で五時間 排水しているうちに 完全に日が暮れました 限界なのか と 弟に確認を要請しました だめだと 言われて あと水位を 1500下げてほしい と言われて ついに覚悟を決めました 納得のゆくまで 排水です 後のことは 成り行きで

 気温は 氷点下 10度ぐらいでしょうか いろんなものが凍結してきます 懐中電灯で 照らして 水位を確認

 もう氷だけの様子 終了です さて ポンプを停止して サクションホースと スカイホース100m 回収をどうするか ですが 流石に成り行きでは 無理

 回収用巻取り 道具をセットして ポンプ停止 サックションホース 水抜き

次は スカイホース あー

低みに 水が溜まって ホース 水抜けない

100m たぐり寄せて 巻くしか無いかあ

超絶 重すぎ 運動会の 綱引き以上 

火事場の馬鹿力 引き始めました どんだけ重い??  途中休むと もう二度と引けなくなるので 一気に引きます  62歳  町内対抗綱引き選手 地域最高齢 55歳で 皆さん引退されるのに まだやって居るのは 私だけ まだ使えるそうです

こんなところで 技が生きてくるんですね

引き終えました  

今度は巻取り

50m 限界です 反対側から 50m 巻いて 終了です

絶対に持ち上がりませぬ

重すぎ

其の場に 置いて 撤収です  シートを掛けて 春までそのまま 地面も ぬかって 車両や 重機は 近寄れないので 地面凍結してからですね  

あとは成り行きで・・・

まあなんとか終了です  最後まで 手伝って 明かりをともしてくれた 90歳の父 最後は 抱き合って 喜び合いました

めでたしめでたし 一件落着

まあくだらんことで 言動 クレーム来てますけど それなら もうやめですね 残念です 

ちょっと面白かったけど・・ 時間内 未経験 未知数 凍結 方法未定 やりきり 過度の緊張感のなか 判断力と 行動力が問われて 寒さと 暗闇 極寒 足元泥沼スワンプ 手足の冷え

すごい時間でした
nice!(0)  コメント(0) 

冬の排水作業は

KIMG0288 (1).JPG
兄弟は弟一人 彼は近くで養豚を営んで 毎日 忙しくしてます
廃水処理された 浄化水 貯水池が2つ 一つが満杯に それを排水するのに 収穫を終えた 畑に と言う計画でした 容量は200トン かなりなボリュームです

畑の最後は ニオ積みされた 豆を移動して 脱穀 それ ニオ積みをすくいにトラクターが走るのですがそれがが終わらないとトラクターがハマってしまい散水できません 終わったのが 12月の1日 それから ポンプを手配して お隣から 二インチの排水ポンプ お借りしました 給水の ホース OK 排水は?? ない 上まで二百メーター 購入の算段で お店にゆくと 無い!!
 取り寄せ しょーがないけど 10日納期 いやあ 予定が狂うってこれのこと もうこの段階で 貯水池の氷の厚さは 五センチぐらい 歩けるほどじゃあないですね

上京予定があるので 戻ってから すると 14日 氷の厚さがどれ位になっているやら

外気温は マイナス20℃ 終えてから ホース格納 どんどん凍結して ホースを巻けるのか しかも 2インチスカイホース 二百メーター 想像つきません!!

2インチポンプの 排水能力は 分あたり 600リッター 二百トンを排水するのに 六時間  これは計算上なので 8時間は覚悟だなあ  

東京での活動を全日程終了して 十勝に戻り 翌日 排水作業 朝の出荷を終えて 現場入 セッティング終えると お昼前 今から八時間 ポンプエンジンは ロビン 信頼度抜群ですが キャブから 吹き返しを見た バルブギャップ少なくなって パワーダウンです ほんとうなら 分解して バルブのシャフト修正ですが そんな暇はない!!

エンジン始動 ん かかり悪いなあ

つづく
nice!(0)  コメント(0) 

フリーランスという人たち

48052344_1968594139884911_5902320469649915904_n.jpg48328479_1968595553218103_2910658491360215040_n.jpg48365159_1968595606551431_6837770986738155520_n.jpg

昨年11月に開校した ネット農学校 Tha Campus 講師末席に入れていただき 

何度か講演をさせていただきました 記事も書いてもらいました なんだか楽しくやらせてもらってます
今回は 自然栽培 パーマカルチャーの凄腕デザイナー 四井しんじさんと一緒に ひな壇に上げてもらいました

フリーランスという人たちは 組織に属さない 独立された人たちで 今回主催されたこの会社 ランサーズ では 全国で 100万人の方を登録されているということです

なにか仕事があれば どなたに依頼するかを振り分ける仕事だそうです

今どきですから ネット環境があれば 全国何所で仕事をしても 大丈夫 稼ぎもあるので 余暇を 農業にという嗜好が多いということでした

農学校オーナーさんが フリーランスという人たちに 農業どうですか と言う試みです

当日会場には 百名ぐらいの人がこられ 終わってから質問も多く 締めてから 連絡先の交換で 名刺交換をするのに 列ができてました 私は初めての経験でした  すごい名刺の束になってしまい

 メールを貰えれば 詳しい資料をお渡しします ということで ずいぶん お送りしました

なにか面白いことが起きそうな気配を感じます

先人たちが 火炎瓶を投げ 國を変えようとしたが 無力だと気づき 食の世界から 農の世界に移行された事例がたくさんありました  行き着く先は 自然栽培 そんな気がしています 福岡正信師 それを知っていたはずですが そうはならなかった それをなんとか したいものですが・・・ フリーランスの 人たちに そんな期待を寄せて 将来は 明るい そんな気がしました
nice!(0)  コメント(0) 

麦わら帽子2018年12月19日

KIMG0288 (1).JPG


今年最後の放送 です

 オープニング
シバレの排水
靖国に参詣
福島農場が
種子法は
フリーランスと自然農
エンディング

オンデマンドはこちら


nice!(0)  コメント(0) 

靖国

illust_yusyukan02.png


 毎回上京の折には お参りに行きます にわか右翼で愛国者 あえて人にそういう自己紹介をするときが よくありますけど・・
今回は ラジオ放送のあと ご飯をして 夜まで時間がもらえたので お参りに 行きました
遊就館 という 記念館の展示が見たくて 千円を払い 入るのは二回目です
今回は 短編映画 2本を見て それぞれに涙しました そのあと展示を見ていると 閉館の音楽が流れて どうしても見たいものがあったのに発見できず 閉館
 納得出来ないので 学芸員さんに 話して 探してもらい 別の係の女性に 案内してもらいました

硫黄島で戦士された 市川利之助少将 後の中将 が 書かれた手紙です 内容は イカ
読んでいると涙が溢れました 当時のセンチへ赴かれた方たちの気持ちが汲み取れます なんと馬鹿なことをしたものだと言われる向きもあるかもしれませんが 結論は これでしょう 悲しすぎます この手紙は 戦死したあと 連合軍の手によって発見されるだろうと 腹にまいて 戦士されました もう一通 英文を作り 別の兵士の腹に巻き 戦死され そちらも死後 発見され 世界中で読まれました  私が涙している間 係の女性は 柱の陰で 静かに見られてました それに気が付き お礼を述べて 出口へと案内されました 学芸員さんにもお礼を述べ あとにしました
 複雑な心境でしたけど 我が国に生まれてよかった もっと國を愛せねば 人を愛せない 自然も 動物も愛せないのだろうなあ などと 哀愁の念 に浸りました

 これを読まれて どうも無い方 そうでない方 おられるでしょうけど 私の中では 当たり前のこと と今では思うようになりました  核兵器を使われて 怒らないこと そちらが不自然で 連合国の言い分を示唆すること やはり 納得はできないですね
 あ 余計な話になりましたけど 現代和訳と英文です


大東亜戦争末期の硫黄島にて 市丸利之助少将からルーズベルトに宛てた手紙です。 私は靖国神社には毎年お参りに行っています 展示の最後には      この手紙が置かれています 行かれたら ご覧頂きたいと思いますが・・・
 海外ではメディアで扱われていますが 我が国では GHQコードなどの関係で 扱われなかったようです
 以下
原文
日本海軍、市丸海軍少将、書ヲ「フランクリン ルーズベルト」君ニ致ス。
我今、我ガ戦ヒヲ終ルニ当リ、一言貴下ニ告グル所アラントス。
日本ガ「ペルリー」提督ノ下田入港ヲ機トシ、広ク世界ト国交ヲ結ブニ至リシヨリ約百年、此ノ間、日本ハ国歩難ヲ極メ、自ラ慾セザルニ拘ラズ、日清、日露、第一次欧州大戦、満州事変、支那事変ヲ経テ、不幸貴国ト干戈ヲ交フルニ至レリ。
之ヲ以テ日本ヲ目スルニ、或ハ好戦国民ヲ以テシ、或ハ黄禍ヲ以テ讒誣シ、或ハ以テ軍閥ノ専断トナス。思ハザルノ甚キモノト言ハザルベカラズ。
貴下ハ真珠湾ノ不意打ヲ以テ、対日戦争唯一宣伝資料トナスト雖モ、日本ヲシテ其ノ自滅ヨリ免ルルタメ、此ノ挙ニ出ヅル外ナキ窮境ニ迄追ヒ詰メタル諸種ノ情勢ハ、貴下ノ最モヨク熟知シアル所ト思考ス。
畏クモ日本天皇ハ、皇祖皇宗建国ノ大詔ニ明ナル如ク、養正(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)ヲ三綱トスル、八紘一宇ノ文字ニヨリ表現セラルル皇謨ニ基キ、地球上ノアラユル人類ハ其ノ分ニ従ヒ、其ノ郷土ニ於テ、ソノ生ヲ享有セシメ、以テ恒久的世界平和ノ確立ヲ唯一念願トセラルルニ外ナラズ。
之、曾テハ「四方の海 皆はらからと思ふ世に など波風の立ちさわぐらむ」ナル明治天皇ノ御製(日露戦争中御製)ハ、貴下ノ叔父「テオドル・ルーズベルト」閣下ノ感嘆ヲ惹キタル所ニシテ、貴下モ亦、熟知ノ事実ナルベシ。
我等日本人ハ各階級アリ。各種ノ職業ニ従事スト雖モ、畢竟其ノ職業ヲ通ジ、コノ皇謨、即チ天業ヲ翼賛セントスルニ外ナラズ。
我等軍人亦、干戈ヲ以テ、天業恢弘ヲ奉承スルニ外ナラズ。
我等今、物量ヲ恃メル貴下空軍ノ爆撃及艦砲射撃ノ下、外形的ニハ退嬰ノ己ムナキニ至レルモ、精神的ニハ弥豊富ニシテ、心地益明朗ヲ覚エ、歓喜ヲ禁ズル能ハザルモノアリ。
之、天業翼賛ノ信念ニ燃ユル日本臣民ノ共通ノ心理ナルモ、貴下及「チャーチル」君等ノ理解ニ苦ム所ナラン。 今茲ニ、卿等ノ精神的貧弱ヲ憐ミ、以下一言以テ少ク誨ユル所アラントス。
卿等ノナス所ヲ以テ見レバ、白人殊ニ「アングロ・サクソン」ヲ以テ世界ノ利益ヲ壟断セントシ、有色人種ヲ以テ、其ノ野望ノ前ニ奴隷化セントスルニ外ナラズ。
之ガ為、奸策ヲ以テ有色人種ヲ瞞着シ、所謂悪意ノ善政ヲ以テ、彼等ヲ喪心無力化セシメントス。
近世ニ至リ、日本ガ卿等ノ野望ニ抗シ、有色人種、殊ニ東洋民族ヲシテ、卿等ノ束縛ヨリ解放セント試ミルヤ、卿等ハ毫モ日本ノ真意ヲ理解セント努ムルコトナク、只管卿等ノ為ノ有害ナル存在トナシ、曾テノ友邦ヲ目スルニ仇敵野蛮人ヲ以テシ、公々然トシテ日本人種ノ絶滅ヲ呼号スルニ至ル。之、豈神意ニ叶フモノナランヤ。
大東亜戦争ニ依リ、所謂大東亜共栄圏ノ成ルヤ、所在各民族ハ、我ガ善政ヲ謳歌シ、卿等ガ今之ヲ破壊スルコトナクンバ、全世界ニ亘ル恒久的平和ノ招来、決シテ遠キニ非ズ。
卿等ハ既ニ充分ナル繁栄ニモ満足スルコトナク、数百年来ノ卿等ノ搾取ヨリ免レントスル是等憐ムベキ人類ノ希望ノ芽ヲ何ガ故ニ嫩葉ニ於テ摘ミ取ラントスルヤ。
只東洋ノ物ヲ東洋ニ帰スニ過ギザルニ非ズヤ。
卿等何スレゾ斯クノ如ク貪慾ニシテ且ツ狭量ナル。
大東亜共栄圏ノ存在ハ、毫モ卿等ノ存在ヲ脅威セズ。却ッテ、世界平和ノ一翼トシテ、世界人類ノ安寧幸福ヲ保障スルモノニシテ、日本天皇ノ真意全ク此ノ外ニ出ヅルナキヲ理解スルノ雅量アランコトヲ希望シテ止マザルモノナリ。
飜ッテ欧州ノ事情ヲ観察スルモ、又相互無理解ニ基ク人類闘争ノ如何ニ悲惨ナルカヲ痛嘆セザルヲ得ズ。
今「ヒットラー」総統ノ行動ノ是非ヲ云為スルヲ慎ムモ、彼ノ第二次欧州大戦開戦ノ原因ガ第一次大戦終結ニ際シ、ソノ開戦ノ責任ノ一切ヲ敗戦国独逸ニ帰シ、ソノ正当ナル存在ヲ極度ニ圧迫セントシタル卿等先輩ノ処置ニ対スル反撥ニ外ナラザリシヲ観過セザルヲ要ス。
卿等ノ善戦ニヨリ、克ク「ヒットラー」総統ヲ仆スヲ得ルトスルモ、如何ニシテ「スターリン」ヲ首領トスル「ソビエットロシヤ」ト協調セントスルヤ。
凡ソ世界ヲ以テ強者ノ独専トナサントセバ、永久ニ闘争ヲ繰リ返シ、遂ニ世界人類ニ安寧幸福ノ日ナカラン。
卿等今、世界制覇ノ野望一応将ニ成ラントス。卿等ノ得意思フベシ。然レドモ、君ガ先輩「ウイルソン」大統領ハ、其ノ得意ノ絶頂ニ於テ失脚セリ。
願クバ本職言外ノ意ヲ汲ンデ其ノ轍ヲ踏ム勿レ。
市丸海軍少将
現代語訳
日本海軍市丸海軍少将が 「フランクリン ・ルーズベルト」 君に書を宛てる。
私は今、我が戦いを終えるに当たり一言貴方に告げることがある。
日本国が 「ペルリー(ペリー)」提督の下田入港を機とし、広く世界と国交を結ぶようになった時より約百年の間、国の歩みは困難を極め、自ら欲しないにも関わらず日清戦争、日露戦争、第一次欧州大戦、満州事変、支那事変を経て、不幸にも貴国と交戦することになった。 そして貴方は我々を、あるいは好戦的国民であるとし、あるいは黄禍論を用い貶め、あるいは軍閥の独断専行であるとする。
思いよらぬもの甚だしいと言わざるを得ない。 貴方は真珠湾攻撃の不意打ちを理由に対日戦争(大東亜戦争) 唯一の宣伝資料とするが、そもそもにおいて日本国が自滅を免れるためこの行動に出る他ないという程の窮地にまで追い詰めたような諸種の情勢というのは、貴方の最も熟知するものであると思う。
畏れ多くも日本天皇は皇祖皇宗建国の大詔に明らかなように、養成(正義)、重暉(明智)、積慶(仁慈)を三鋼(秩序)とする八紘一宇(天下を一つの屋根の下に)の文字によって表される皇謨に基づき、地球上のあらゆる人間はその分に従い、その郷土においてその生を生まれながらに持たせ、それによって恒久的平和の確立を唯一の念願になさったのに他ならない。
これは 「 四方の海皆はらからと思ふ世になど波風の立ちさわぐらむ 」 (意訳:人は皆家族であるのに、なにゆえ争わねばならないのか) という明治天皇の御製(天皇の詩)は貴方の叔父セオドア・ルーズベルト閣下が感嘆したものであるが故に、貴方もよく熟知しているのは事実であろう。
私たち日本人はそれぞれ階級を持ち、また各種の職業に従事するけれども、結局はその職を通じ皇謨、つまりは天業(天皇の事業)を翼賛(補佐)しようとするのに他ならない。
我ら軍人は交戦を以て天業を広めることを承るに他ならない。
我らは今、物量に頼った貴方の空軍の爆撃、艦隊の射撃の下、外形的に後ろへ退くもやむなきに至っているが、精神的にはついに豊かになり、心地ますます明朗になり、歓喜を抑えることができなくもある。
この天業翼賛の信念が燃えるのは、日本国民共通の心理であるが、貴方やチャーチル君は理解に苦しむところであろう。
今、ここに貴方達の精神的貧弱さを憐れみ、以下の一言を以て少しでも悔いることがあれば良いと思う。
貴方達のなすことを見れば、白人、とくにアングロサクソン(アメリカとイギリスの主な民族)が世界の利益を独占しようとして、有色人種をその野望実現のための奴隷として扱おうということに他ならない。
この為に邪な政策をとり有色人種を欺き、所謂悪意の善政を行うことで彼らを喪心無力化しようとしている。
近世に至り日本国が貴方達の野望に抗し有色人種、特に東洋民族を貴方達の束縛より解放しようと試みたところ、貴方達は少しも日本の真意を理解しようと努めることなくただ貴方達に有害な存在となし、かつて友邦とみなしていたにも関わらず仇敵野蛮人であるとし、公然として日本人種の絶滅を叫ぶに至った。 これは決して神意にかなうものではないだろう。
大東亜戦争によって所謂(いわゆる)大東亜共栄圏が成立し、所在する各民族はわれらの善政を謳歌しているから、貴方達がこれを破壊することが無ければ、全世界にわたる恒久的平和の招来は決して遠くは無いだろう。 貴方達はすでに成した。 十分な繁栄にも満足することはなく数百年来にわたるあなた方の搾取から免れようとするこれらの憐れむべき人類の希望の芽をどうして若葉のうちに摘み取ろうとするのか。
ただ東洋のものを東洋に返すに過ぎないではないか。
あなた方はどうしてこのように貪欲で狭量なのか。
 大東亜共栄圏の存在は少しも貴方達の存在を脅威するものではない。 むしろ世界平和の一翼として世界人類の安寧幸福を保障するものであって、日本天皇の真意はまったくこれに他ならない。 このことを理解する雅量(器)があることを希望してやまないものである。
翻って欧州の事情を観察すると、また相互無理解に基づく人類闘争がいかに悲惨であるかを痛感し嘆かざるをえない。 今ヒトラー総統の行動の是非を云々するのは慎むが、彼の第二次欧州大戦開戦の原因が第一次欧州大戦の終結の際、その開戦責任の一切を敗戦国ドイツに押し付け、その正当な存在を極度に圧迫しようとした貴方達の処置に対する反発に他ならないということは看過できない。
貴方達の善戦によって力を尽くしてヒトラー総統を倒すことができたとして、どうやってスターリン率いるソヴィエトと協調するのか。 世界を強者が独専しようとすれば永久に闘争を繰り返し、ついに世界人類に安寧幸福の日はないだろう。
あなた方は今世界制覇の野望が一応、まさに実現しようとしている。あなた方は得意げに思っているに違いない。 しかし貴方達の先輩ウィルソン大統領はその得意の絶頂において失脚した。
願わくば私の言外の意を汲んでその轍を踏まないで欲しい。
市丸海軍少将 
英文
A Note to Roosevelt
Rear Admiral R. Ichimaru of the Japanese Navy sends this note to Roosevelt.
I have one word to give you upon the termination of this battle.
Approximately a century has elapsed since Nippon, after Commodore Perry’s entry to Shimoda, became widely affiliated with the countries of the world. During this period of intercourse Nippon has met with many national crises as well as the undesired Sino-Japanese War, Russo-Japanese War, the World War, the Manchurian Incident, and the China Incident. Nippon is now, unfortunately, in a state of open conflict with your country.
Judging Nippon from just this side of the screen you may slander our nation as a yellow peril, or a blood thirsty nation or maybe a protoplasm of military clique.
Though you may use the surprise attack on Pearl Harbour as your primary material for propaganda, I believe you, of all persons, know best that you left Nippon no other method in order to save herself from self-destruction.
His Imperial Highness, as clearly shown in the “Rescript of the Founder of the Empire” “Yosei” (Justice), “Choki” (Sagacity) and “Sekkei” (Benevolence), contained in the above three fold doctrine, rules in the realization of “Hakko-ichiu” (the universe under His Sacred Rule) in His Gracious mind. The realization of which means the habitation of their respective fatherlands under their own customs and traditions, thus insuring the everlasting peace of the world.
Emperor Meiji’s “The four seas of the world that are united in brotherhood will know no high waves nor wind” (composed during the Russo-Japanese War) won the appraisal of your uncle, Theodore Roosevelt as you yourself know.
We, the Nippon-jin, though may follow all lines of trade, it is through our each walk of life that we support the Imperial doctrine.
We, the soldiers of the Imperial Fighting Force take up arms to further the above stated “doctrine”.
Though we, at the time, are externally taken by your air raids and shelling backed by your material superiority, spiritually we are burning with delight and enjoying the peace of mind.
This peacefulness of mind, the common universal stigma of the Nippon-jin, burning with fervour in the upholding of the Imperial Doctrine may be impossible for you and Churchill to understand.
I hereupon pitying your spiritual feebleness pen a word or two.
Judging from your actions, white races especially you Anglo-Saxons at the sacrifice of the coloured races are monopolizing the fruits of the world.
In order to attain this end, countless machinations were used to cajole the yellow races, and to finally deprive them of any strength.
Nippon in retaliation to your imperialism tried to free the oriental nations from your punitive bonds, only to be faced by your dogged opposition. You now consider your once friendly Nippon a harmful existence to your luscious plan, a bunch of barbarians that must be exterminated.
The completion of this Greater East Asia War will bring about the birth of the East Asia Co-Prosperity Area, this in turn will in the near future result in the everlasting peace of the world, if, of course, is not hampered upon by your unending imperialism.
Why is it that you, an already flourishing nation, nip in bud the movement for the freedom of the suppressed nations of the East.
It is no other than to return to the East that which belongs to the East.
It is beyond our contemplation when we try to understand your stinted narrowness.
The existence of the East Asia Co-Prosperity sphere does not in anyway encroach upon your safety as a nation, on the contrary, will sit as a pillar of world peace ensuring the happiness of the world. His Imperial Majesty’s true aim is no other than the attainment of this everlasting peace.
Studying the condition of the never ending racial struggle resulting from mutual misunderstanding of the European countries, it is not difficult to feel the need of the everlasting universal peace.
Present Hitler’s crusade of “His Fatherland” is brought about by no other than the stupidity of holding only Germany, the loser of the World War, solely responsible for the 1914-1918 calamity and the deprivation of Germany’s re-establishment.
It is beyond my imagination of how you can slander Hitler’s program and at the same time cooperate with Stalin’s “Soviet Russia” which has as its principle aim the “socialization” of the World at large.
If only the brute force decides the ruler of the world, fighting will everlastingly be repeated, and never will the world know peace nor happiness.
Upon the attainment of your barbaric world monopoly never forget to retain in your mind the failure of your predecessor President Wilson at his heights.
-Rear Admiral Ichimaru




nice!(0)  コメント(0)