種苗法改定 ネットでは
今年の四月に 法律が改定され ネット上で 採種は検挙される と言う情報が拡散され ひどいものでは 家庭菜園でも 検挙される などと出ておりました 上記画像は 合衆国上院510法が 可決したときに使われたものですが それを使うのは 明らかに 意図が感じられますね
出所のわからないもの あるいは 私見で書かれた文章から抜粋とか 裏の取れていない上から 生活を左右するような事柄を安易に流すべきでないことを 強く感じておりました
一連の情報を 此処に 出しておきますので 興味のある方はご参考くださいませ
やぶ田 秀行
5月29日 6:03 ·
今年4月に改定された種苗法について 農水省に質問をしておりました 資料持参で 担当官二名が来場され 説明を受けておりましたが メールでの返信回答が来たので紹介させていただきます ご参考ください 世間では ネット上で 固定種在来種の自家採種が違法行為となり 家庭菜園でも検挙されるなどという 情報も流れ 合衆国上院510法可決のときに使われた 画像なども 出ておりますが 現状 問題がないと回答を頂いております 以下 今回の回答文章です
white@maff.go.jp
18:15 (11 時間前)
To ed-champ
やぶ田秀行 様
お問い合わせ内容に対してご回答させていただきます。
【問い合わせ内容】
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項目:メールアドレス
内容:ed-champ@db3.so-net.ne.jp
項目:件名
内容:種苗法改定後 自家採種について
項目:ご意見・お問い合わせ内容
内容:ネット上では 今後 法律により 固定種 在来種の 採種が禁じられ 違法行為となり 検挙される と言われておりますが このことについて 真偽をお聞きしたいです
お国が守ってこられた 主要穀物の育種が 民間も参入可能となり より良い育種が 開放されると思うのですが 先述の場合 自家採種百姓として 廃業を迫られる重要項目になるので ぜひお聞きしたいと思います 大変お忙しいと存じますが なにとぞ よろしくお願いいたします
【回答】
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お問い合わせありがとうございます。
種苗法において、自家増殖に育成者権の効力が及ぶ植物は、新品種として登録されている登録品種のみであり、地域で伝統的に利用されてきた品種や、登録期間が終了した品種等は対象外です。
また、自家増殖に育成者権が及ぶ植物は356種類の植物に限られており(以下のホームページで確認できます。)、種苗法で自家増殖が制限されている登録品種であっても、事前に育成者権者に許諾を得れば自家増殖することは可能です。
○農林水産省品種登録ホームページ
http://www.hinshu2.maff.go.jp/
○自家増殖が制限されている356種類「種苗法施行規則 別表第三」
http://www.hinshu2.maff.go.jp/…/hou…/04-4-sekoukisoku-t3.pdf
○自家増殖が制限されている野菜・果樹はこちらでも確認できます。
(農林水産省品種登録ホームページ「自家増殖に育成者権者の許諾が必要な植物一覧 (※登録品種に限る)」)
http://www.hinshu2.maff.go.jp/pvr/pamphlet/taiou.pdf
本件に関するお問い合わせは、食料産業局知的財産課種苗室国際品種保護班(03-3502-8111(内4289))までお願いします。
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回答に対して再度、お問い合わせご質問をされる方は
下記アドレスから行ってください。
本メールに対しての返信にはお答えできませんのでご了承ください。
https://www.contactus.maff.go.jp/voice/sogo.html
二番ニラが
大黄さん 好きな話です
北海道大学に 土壌保全学という教室があり 相馬克之先生がおられました
土作り懇談会 という会を毎年開催されて 石狩の仲間が 事例発表を十勝川温泉でやるというので 参加しました
出席者全員 自己紹介時 自然栽培へ移行して半年で硬盤層がゆるんだと 紹介したのですが 先生に無視されて 以来 膝を交えてゆっくりと話したい欲望が
しばらくして札幌の オーガニックサポートさんより 学生卒研用に有機畑を提供して欲しい公募があり 応募して 詳細を聞くと 相馬先生のお弟子さんでした
無理をお願いして採択していただき 初来場時には dr 土壌学 微生物 根茎微生物 などの大家にお集まりいただき ディスカッションをしました 以来 一年 濃い関係になり ドラマや ヤマカワプログラムが生まれたりしてます
大黄の話をしました
硬盤がきついところしか自生繁殖しません 甲虫に葉を食べさせ 死滅することもあります 此処まで 話すと 相馬先生は 水をかけながら 根を掘ることに 二メートルぐらいでしょうか 砂利層まで掘られ 外出の私に電話をして 戻ってきなさいと・・・
現場に戻ると 興奮気味に これを見なさい と説明が始まりました
まっすぐ 大黄の根は 硬盤を打ち破っています
さらに 甲虫の幼虫を根の周りに繁殖させています 何か養分を与えているのでしょう
イイコトしてるのに 甲虫に食べられて死んでしまいますが・・・
甲虫は 生涯を終え キトサンを含むので 放線菌が繁殖して 土壌はフカフカになります
オチは 大黄はタデ科 甲虫は タデ食う虫でした 先生は 「大黄と呼び捨てにしてはいかん 大黄さん と呼びなさい」と言われました
自然とは 欲望や 自我がなく すべてが円滑に 円満に機能するために 個は存在する という 眼の前の現象です
残念ながら 相馬先生は お亡くなりになられましたが この大黄の姿を見るたびに お偲びします 先生も 自然の一部になっているのだろうなあ・・・
人参について想ふ
人をまいらすと書いて 人参 確かに セリ科発芽後の除草は スグと 後に二回は 必要と言われてます
だから 有機では 難易度が高い と言うか 極手間さくもつです
それを克服したい願いで もうかれこれ20年 やってますが 播種後放任で 収穫まで到達出来ることがわかり 3年目 個体差はあるものの いけてます
何かの参考になればと思いますが どうでしょうかねえ こんなことではと お思いになるか へえ~ と思うか やってみようと思うか
不耕起 無肥料 無堆肥 播種できるように裸地にして 播種後 放任 発芽率さえ良ければ 綺麗に育つのでしょうけど 不耕起の場合 播種機の精度が落ちて 種の落下深度と 覆土の精度が落ちるので 発芽率が悪いですが 手蒔きであれば 精度は上がるのでしょうけど
二週後あたり 地温が上がれば 露路で 準備して 播種です どれ位発芽してくれるか 太り具合は 気になるところです
画像は よほどの手練 でなければ 判別不可能でしょうけど ありえない光景が写っています
おとうさんの仕事
私の父は 04年に 大阪から 十勝に移住してきてくれました もう14年ですね
以来 ずっと畑の管理をしてくれています
初めてトラクターに乗り ロータリーがけをしてもらい 其の真っ直ぐさに 驚いたものです
本人曰く ゴルフドライバー ティーショットと同じだ と申しておりました 流石ですね
ココ最近 トラクターに乗ることがなかったのですが 久しぶりに 乗ってもらいました 上手いですね ロータリーがけ 丁寧 まっすぐ 初めて乗ったのが 75歳 今 ほぼ90歳 まだまだ現役ですね
耳がずいぶんと遠いので 大きな声でしゃべらないと 伝わりにくいですが 通常は ハンドサインで 陸軍特殊編成部隊のように やってます
先日は 豆の播種をやり 後ろの オペレーター 仕事丁寧です 時折 草が引っかかり 長い棒で ホッパータンクを 叩いて合図をくれます 「ガンガン!!」 止まり 確認して リセットします 油圧上下や 発信は ゆっくり 丁寧に やはり仕事は 余裕を持って やらねば 駄目ですね
今年の豆に 期待してます いつもありがとう
2018 豆まき
昨年は 畝幅を狭くとってしまい 大失敗 今年は余裕を持って 確実な作業でした
例年は 一気にやっつけ仕事的な感じだったので じっくり仕事をやるもんだなあ と 反省
おかげさまで 畦切り畦盛り 播種 うまく出来ました 今までで一番良かったんじゃあないかと
あとはこれを毎年維持出来るように すればいいのだが・・・
自然栽培ですが これなら 一般受けも するかも・・
近隣では くさぼうぼう 見ったくない と 悪評で 絶対に受け入れられない農法として認識されてますが これで 維持管理できれば そこそこ許されるのか と思いますが どうでしょうね
草の管理は カルチと ロータリーカルチの併用で 畝間を掃除します 何処まで 出来るか 楽しみです
画像は 若手の ブログからもらいました
アスパラ 発芽まで
2018 健康菜園六中 開幕
5月12日 開講式でした
じゃがいもの播種 種の配布 座学 ランチ会 と 盛りだくさんで 第一期卒業の なんば先生も 来られて なんだか楽しい雰囲気に ランチ会はチト 食べすぎました
座学を 通信講座受講生が居るので 主催が 録画してくれていました 容量が大きいので コチラにアップは 出来ないのかもしれませんが リンク貼ります
https://www.facebook.com/tatsuo.homma/videos/1661729697241999/