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菌とのお付き合い 2019 其の壱拾六 自然栽培での黒千石大豆

菌とのお付き合い 2019 其の壱拾六 自然栽培での黒千石大豆
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過去十勝で 緑肥として栽培されていた豆が 黒千石大豆です 豆にして実を取るのではなくて 花が咲く前に すき込んでしまうという 作物でした
手間がかかるという理由で 三〇年前に消滅したのですが 残った豆を発芽させ 再現されたものが普及してきました
他の豆にはない 性状を持ち 特異な作物と言えるでしょう その紹介は 後ほど付け加えておきます
豆を自然栽培するのは比較的容易ですが 黒千石大豆は 野生種に近く 施肥には適合しないということが言われておりました
かれこれ 一〇年ほど 栽培しておりましたが 栽培日数がかかりすぎる と言う理由で 収穫が雪の中 ということを繰り返しながら 徐々に 栽培体系を確立させてきました
雑草の中でもとても厄介な草で シバムギという 地下茎で増殖して一年で四〇〇倍に増え 他のものを抑えてしまうという 厄介者 対処方法がなく 大変なものなんですが 其の中で唯一成長を遂げた豆です
栽培体系が確立されて 大面積へと向かうのですが 畑は 御影農場 約1ヘクタール 鹿の食害 虫の食害 雪による倒伏 収穫の手間 多くの問題が発生してきました 少面積であれば さほど気にならなく対処可能ですけど 難儀しますね
ようやく最後まで収穫できても 選別で 虫の食害がひどければ 手間がかかり 歩留まりが悪く 悲しい結末になります
昨年教えていただいた情報で 光合成菌液の入ったボトルを一定区間に取り付け 化学繊維のロープでつなぐ と言う技術が紹介されてました
土に半分埋めて 結界を作るのは 出来ておりましたけど 虫の被害は 軽減できずに 苦慮しておりましたが 昨年は ポールにくくりつけて 電牧線でつなぐことで 被害が皆無 結果 大豊作 になりました
科学で証明できないことなので 説明ができませんが 畑に入ると 害虫の蛾が 恐ろしい数舞い上がる状態から 交尾せずに 卵を産まなかったことが とても不思議です
結果が出ているので 反復再現できれば と 今年も 継続する予定です  何かのご参考になればと思います
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