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農村社会学者さん

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1995年 帯広市が 十勝ふるさと農学校 農業塾 NEW門塾を開講 第一期生 応募が300名超え 全国各地から エントリーがあり 運よく選考で 弟と二人 30名に入れていただき そのご縁で 十勝に越させていただきました
 塾頭は市長さん 塾長が 小松光一先生でした 入塾式では 塾生代表挨拶をさせていただき 挨拶と言われていたのに 登壇するとき 司会の 市の職員M川さんが 誓いの言葉 と言われて 挨拶のメモ紙 しまいこんで 市長と塾長に向いて 皆に背中を向けて 相談しているお二人に誓いの言葉を述べたこと 思い出しました 担当のT賀さんに 書いていた紙をしまいこんだこと 指摘されましたなあ  そんなT賀さんと 23年後 一緒に仕事をやらせてもらってます なんと不思議なご縁でしょうか
 塾長は あなた方は これからの二年間 農業について 悩むための期間を過ごします と 冒頭挨拶をされ カリキュラムは 技術的なこと 就農するための具体的な方策は 一切触れず 農についての世界観を 二年 教わりました
 農村社会学 聞き慣れない言葉です 失礼にも そのような学問があるのですか と 言ってしまい  キミ 馬鹿なこと言っちゃいかんよ と たしなめられた事がありました
 完全型社会は 明治期前の農村社会でした 文化 生活 経済 食料 教育 子育て 冠婚葬祭 すべてが完結された社会です 農村社会を学べば 本来の生き方を知る指針となる訳ですね 国体や 倫理観も全て此処にあります
 保田與重郎の世界 それも此処にあり 新右翼と言われるの歴史を見れば見るほど 揺るがない 完成社会が存在し 政治や 革命や 武力闘争が 無意味なものとなってしまいます
 痛烈に 農村社会学を学びたい そんな欲求がムクッムクと 湧いてきてます
 できれば 小松先生と お会いして お話を伺いたい そんな気分です 23年経って 百姓になり 農村社会のことを学びたい そんな心境に なっています 先生は 偉大な方だと 今になって強く思うのでありました


先生のご紹介  ウィキより

小松光一(こまつ こういち、1943年11月20日[1]- )は、日本の農学者、農業教育者。

北海道空知郡上砂川町生れ。1966年千葉大学文理学部社会科学科卒業後、千葉県農村中堅青年養成所、改組により千葉県立農業大学校教官、1995年おびひろ農業塾塾長。大地を守る会、宮城県角田市農業振興公社顧問。

著書
『若きドンファーマへのメッセージ』農山漁村文化協会 1980
『私の青年団改造論 若きカントリーヒーローへのメッセージ』日本青年団協議会 1983
『宇宙の創り方教えます 広場と祭りの青年論』富民協会 1987
『おもしろ農民への招待状 農業近代化が終わりおもしろ農民がやってきた?』農山漁村文化協会 1988
『ヒト,ムラ,マツリの地域論 地域の自立と祝祭』二期出版 1989
『農業がおもしろくなる本 人間の命と農業問題』ポプラ社教養文庫 1990
『進化に向う日本農業』家の光協会 1997
『北タイ焼畑の村 天地有情』橋本紘二写真 三一書房 1998
『クリヤーの山 タイ・山岳少数民族の暮らし』橋本紘二写真 農山漁村文化協会 人間選書 1981
『自給と産直で地域をつくる 個性化する日本とアジアの農業』農山漁村文化協会 2004
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