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ヤマカワプログラム其の二

突然畑に山川先生が来られて さあやろう で 何時? 山川先生と相馬先生は うちの畑の犁底盤のことで 話をして お互いの理論で 勝負しようと言うことになったらしい
 相馬先生は サブソイラー 低速走行 うちの道具は友人にあげてしまったし 取りに行って 施工 めんどくさいなあ
 などと思っていると 山川先生が来場 近くに住んでおられるので 車で10分程度 
作業が佳境を迎えた 夕方 手を止めて 話を聞いて 作業中断は 営業に影響が・・・

北海道大学土壌保全学 研究室 卒業研究課題は 黒大豆 品種名 祝い黒 比較試験
圃場は
有機
慣行
省耕起(プラウ耕なし)
この3種類
うちは有機圃場として 提供しました 学生さんは 3回ほど 来られて しばらく泊まり込みで 家族同様の生活 家族が1人増えたようで それは楽しかったです
提供した畑は最悪条件 大黄が群生している場所
大黄は 硬盤層があるところでしか 生きることが出来ません 根を 真っ直ぐ伸ばして硬盤層の下に生やして 嫌気性の微生物と共存します 甲虫を繁殖させ 葉を食べさせ 放線菌を増殖させ 団粒が出来て 硬盤層が消滅すると 大黄も消滅します 相馬先生が 根っこを掘り出して この現象を見て驚かれていました

硬盤層の出来る原因ですが
肥料をやること 耕すことですが

相馬先生曰く 硬盤層は 存在していた隙間が無くなっただけ
微生物が繁殖をやめて 水を使わなくなって 隙間が無くなっただけ 

いとも簡単に 言われました

根圏微生物専門家 Dr池田 発表 「肥料を与えると 根圏微生物繁殖中止指令物質を植物が放出して 微生物は繁殖をやめます」

なるほど ですね ネイティブオブアメリカン のじいさま曰く 「ヒトは大地にクワを入れたことから間違いが始まったのだ」

話のつじつまが あいました

これで ヤマカワプログラムが 微生物を繁殖させて 硬盤層を短期間で消滅させ なおかつ 自然界に近い微生物層を形成して すべてを良い方向へと修整する方法だと言うことが うなずけると思います

けっこうひっぱるでしょ 続く・・・

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